シューズに小指が当る。

シューズに小指が当るのは故障のサイン


ランニングシューズにもセット位置があります。セット位置が悪いとタイムが出ないだけでなく、体の故障につながります。

シューズに小指があたるのは、シンスプリント足底腱膜炎半月板損傷など様々なランニング疾患の原因になることは、あまり知られていません。


競技の為のシューズとスニーカーとの違い

スニーカーと違い、競技の為のシューズは無駄を省いて作られています。最も無駄を省いて作られているのはスパイクです。スパイクを履く時は、シューズのピンの位置と、足の母趾球や小趾球の位置を厳密に合わせてからセットします。

ソフトボール、野球、サッカーなどのスパイクも同様に、ポイントを合わせる必要があります。

ポイントがあっていないと、種子骨痛や、踵の痛みジョーンズ骨折などの足の痛みを引き起こすだけでなく、シンスプリント半月板損傷膝の靭帯損傷・断裂などの怪我につながるので気を付けましょう。


ランニングシューズもセットが必要です。

 

同じように、ランニングシューズも足にあわせてセットする必要があります。

シューズは体の一部です。

 

 インソール(中敷き)を外して足跡をチェックしましょう。

 

小指がはみ出していないでしょうか?

 


 

 

 

インソールに着いていた足跡に合わせて、

足を置いて立ってみます。

 

インソールから小指がはみ出していると、安定して立つことができません。

 

歩く時も走る時も、必ず片足で立つタイミングがあります。


 

片足で安定して立てないと、安定して地面を蹴れないので、パフォーマンスが発揮できません。

 


小指がはみ出すと・・・

シンスプリントや足底の痛みの原因

煽り(あおり)運動ができていない。

 

 人が歩くときの動きをスローモーションで見ると、つま先をあげて、やや外側から着地し、次に、外側から小指の付け根(小趾球)、親指の付け根(母趾球)方向に荷重は移動します。最後に母趾球から人差し指方向に荷重を移動し、中指で大地をつかみながら、後ろにけりだしています。

 

これを足の煽り運動と言います。(重要)

正常な歩行のあおり運動
煽り運動

小指がはみ出していると

インソールから小指がはみ出していると、小指側から親指側への荷重移動が困難になるため、煽り運動が正しく行えず結果としてつま先を前に向けることができません。

トゥーコントロールを失った足は、効率の良い動きができないだけでなく、シンスプリント足底腱膜炎を引き起こす原因になります。


小指がはみ出すと・・・

疲労骨折や捻挫の原因

陸上のレースシューズやスパイクに多い故障の一つに疲労骨折や、腓骨筋炎があります。

インソールやアウトソールから小指がはみ出ると疲労骨折や捻挫の原因になる事があります。

 

下の写真は、プロの長距離選手がキロ3分半のペースで走っているときの写真です。

本人は、シューズの異常にまったく気が付いていませんでした。

高速度で走るときの衝撃は、シューズの形を変形させることはあまり知られていません。


シューズに小指があたるのは

シューズに小指があたる原因を多くの人はこのように思っています。

  • 自分の足はばんびろ(幅がひろい)から
  • シューズのサイズが小さいから
  • シューズの形があわない

しかし、そうではありません。

 

 

ほとんどの場合が、セット位置の悪さが原因です。

 

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