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あおり運動

足の裏の煽り(あおり)運動

概説:煽り運動とは

 

あおり運動とは、裸足で歩いた時に、足の裏に荷重がかかる順番です。(ランニングの時も同じです)

 

 

正常な歩行では、足のつま先をやや外に向けて着地し、最後はつま先を真っ直ぐに向けて地面を蹴りだしています。

 

正常な歩行のあおり運動

 

 

そんな素足で歩くときの自然な足の運びこそが人本来の正しい歩き方です。

 

 「ラクちんソックス」は、

このヒト本来の歩き方である “あおり運動”をスムーズにする靴下です。

 

 


あおり歩行

人が歩くときの動きをスローモーションで見ると、つま先をあげて、やや外側から着地します。

次に、足裏の外側を小指の付け根の方向に体重移動します。

次に小指の付け根(小趾球)から親指の付け根(母趾球)方向に移動します。

 

 

最後に母趾球から人差し指方向に荷重を移動し、中指で大地をつかみながら、後ろにけりだしています。

 

 


トゥ・コントロール


アーチの低下
足首の倒れ込み

 

正しい煽り運動が行えていないと、つま先が中に向くことができず、結果として外を向いたまま地面を蹴り出してしまいます。

足底腱膜炎やシンスプリントとの関係

 

足底腱膜炎(足の裏の痛み)やシンスプリント、有痛性外頸骨などの痛みの原因の一つに

トゥ・アウトによるランニングがあります。

 

 

正常な煽り運動が行えていない足は、本来人の体が持つ衝撃を吸収する力を失い、無理な外力が体にかかり、足底腱膜炎シンスプリントだけでなく、半月板損傷などの膝の痛みなど、様々な痛みを誘発します。