ランニングの痛みは動きに表れます|触らずに膝と股関節を治す②

前回の記事で、2つのエクササイズを覚えるだけで大きく動きが改善した男性。

1週間後に来院してもらった時も、片足の安定性はそのままで、動きも良い状態でした。

前回に最初に検査した時と、今回の来院時の比較です。

明らかにニーイントゥアウトが改善されています。

痛みのあった股関節は問題なくなり、膝の裏からハムストリングに張りが残る程度だそうです。

 

ランニングも見せてもらいます。

 

 

 

 

 

右足のねじれがなくなって、

 

 

 

 

 

横から見た姿勢もかなり綺麗になりました。

全体に良い感じなので、痛みの残るハムストリングの部分を見ていきます。

 

聞くと、足を前に振り出して着地させるときに痛みが出るようです。

もう一度、その部分を重点に見ましょう。

 

左足は自然に着底しますが、右足は前に振り出して下がるときに、一度「キュッ」とブレーキをかけてから降りて来ています。

こんな感じです。

この動きで太ももの裏に負担がかかって、痛みが出てしまったようです。

引き伸ばされながらブレーキをかける動きは、筋肉に負担が強いです。

 

この時に、痛みが出ている筋肉を不用意にストレッチしてしまうと、かえって痛みが強く出てしまうことが多いです。

伸ばされて痛みが出ているのに、さらに伸ばされるわけですから筋肉としてはたまらないです。

おそらく、骨盤と体幹がねじれてスムーズに動いていないことが原因と思われました。

 

そこで1つだけエクササイズを追加。

こちらのポールを使います。

このポールで体幹と骨盤の捻りの動作を行ってもらうと、左右差がとても大きいことがわかりました。

 

その左右差がなくなるまで、3分ほどエクササイズ。

 

エクササイズ後にもう一度ランニングをしてもらいました。

 

 

 

 

 

右足がスムーズに着地できるようになりました。

この時点で膝裏からハムストリングの痛みが解消。

痛みがなく自然に走れると喜んでくれました。

 

 

初のフルマラソンで、3時間57分のタイムで完走!

「こないだ走ったら、すごく良いペースで走れたんで、4時間が切れる様に目指して走って来ます!」

と力強く言い、レースに出発されました。

 

最初の痛みを抱えていた頃とは、気持ちも変わりとても前向きになってもらえて嬉しかったです。

さすがに、痛みであまり練習できていなかった期間もあるし、初めてのマラソンでサブ4は無理だろうと思いましたが、

「頑張ってください!」

と笑顔で送り出しました。

マラソン当日の夕方、

「そろそろ完走した頃かな〜?」

と思っていると、メッセージが。

「フルマラソン無事に完走できました〜!やりました!

タイムも3時間57分です!

紛れもなく山岡先生のおかげです。疲労困憊で変な歩き方になっていますが、達成感で満たされています!」

 

4時間切ってました!

 

無事に完走するだけでなく、目標タイムもクリアするとは、こちらも予想を覆されました。

完走後に送ってくれた写真が、達成感と疲労感が出ていてとても素敵です。

最初は痛みで完走できるか不安だったことを思うと、良くなってもらえて完走できて嬉しいです。

痛みや怪我で何かできなくなった人が、こうして笑顔になってもらえる瞬間がなんとも言えない幸せな瞬間です。

 

完走、お疲れ様でした!

 

マラソンランナーや、走る、ジャンプがある競技の選手の方へ。

なかなか治らない痛み、上がらないタイム、伸びないパフォーマンスはこう言った動きの中に答えがあることがほとんどです。

自分の動作を見つめ直し、根本的に治したい方は、こちらも全力を尽くします。

一度、ご相談ください。


記事:城東整骨院内 足の痛みの特化ラボ 山岡洋祐

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